日本
作者:岡本太郎 制作:1948年 寸法:181.7×256.5cm 技法:油彩、カンヴァス 所蔵:東京国立近代美術館 岡本太郎、37歳の作品。1948年1月、花田清輝らと「夜の会」を結成し、前衛美術運動を始めた頃に作られた。現在、皇居前にある東京国立近代美術館に所蔵さ…
原題:うとうはんがかん・よどいのさく 作者:棟方志功 制作:1938年 寸法:31.0 ×32.0 cm 技法:木版・紙 所蔵:北海道立近代美術館など 日本の板画家(版画ではなく板画)・棟方志功(むなかた しこう)が、郷土・青森を舞台に描いた連作「善知鳥板画(う…
20世紀のパリと東京をまたぎ、東洋と西洋のはざまで筆を執り続けた画家・藤田嗣治。 乳白色の肌を描いた裸婦画で知られる一方、その芸術の本質は、旅と孤独、異邦人としての眼差しにあった。自画像、猫、室内、風景、戦争、宗教。あらゆるジャンルを超えて、…
作者:藤田嗣治 制作:1935年 寸法:180.9 x 225.4 cm 技法:油彩、カンヴァス 所蔵:平野政吉美術財団 1929年の世界恐慌の影響で旅に出た藤田嗣治が南米から北米への2年にわたる旅を終え、次に向かったのは中国だった。北京(当時の北平)で描いた横幅2メー…
作者:藤田嗣治 制作:1929年 寸法:62.0 x 43.0 cm 技法:水彩、墨、絹本 所蔵:ポーラ美術館(箱根) パリ時代の藤田嗣治が描いた自画像。白いシャツをまとい、胡坐をかいて布を縫う姿は、座禅を組む僧侶のようである。針と糸を手に、布に意識を沈める眼差…
作者:藤田嗣治 制作:1963年 寸法:36.5×45㎝ 技法:油彩、カンヴァス 所蔵:ランス美術館(フランス) 藤田嗣治が亡くなる5年前、70代で描いた晩年の風景画。フルール河岸(Quai aux Fleurs)は、フランス・パリの中心部を流れるセーヌ川沿いの通り(河岸…
多くの画家がそうであったように、藤田嗣治も写真を絵画制作に活用していた。旅先でスケッチの代わりにカメラを使い、世界各地の風景や人々の姿を記録した。写真に写り込んだ細部の数々は、後に必要に応じて切り出され、多くの絵画作品の中で生かされていっ…
【作品解説】藤田嗣治《暖炉のある室内》(1936/油彩・カンヴァス/秋田県立美術館)——戸塚のアトリエを描いた室内画。暖炉を中心に、西洋画・キリスト像・日本の船箪笥・火鉢・南米の仮面が共存し、旅と記憶がひとつの空間に結ばれる。乳白色を封印した柔…
【作品解説】藤田嗣治《私の画室》(1938/油彩・カンヴァス/秋田県立美術館)——障子越しの庭、囲炉裏、竹梁まで細やかに描く“暮らしの延長としてのアトリエ”。箪笥・火鉢・器など使い込まれた日用品が静かな温度を宿し、二つの座布団が不在の会話を呼び戻…
【作品解説】藤田嗣治《自画像》(1929/油彩・カンヴァス/東京国立近代美術館)——おかっぱ頭・丸縁眼鏡・口髭・絵筆・猫・乳白色の女性像…“藤田らしさ”を一枚に凝縮したセルフブランディングの極致。鋭い視線と少し気取った表情に、机上の筆・硯やしわ寄る…
作者:小磯良平 制作:1939年 寸法:72.5×60.5cm 技法:油彩・布 所蔵:兵庫県立美術館 兵庫県神戸市出身の画家・小磯良平がパリの留学から帰国後、36歳で描いた油彩画。第二次世界大戦が迫る時代に、日本の女性たちの日常の一場面を切り取った。 この絵は原…
作者:白髪一雄 制作:1962年 寸法:182×272.4 cm 技法:油彩・布 所蔵:兵庫県立美術館 《天空星急先鋒》は、天井から吊るしたロープにつかまりながら足を滑らせて描く技法「アクション・ペインティング」で知られる白髪一雄の油彩画。現在、兵庫県立美術館…
作者:谷内六郎 制作:1970(昭和45)年8月29日号 寸法:40.5×29.8 cm 技法:水彩 ・ 厚紙 『週刊新潮』の表紙絵として描かれたシリーズのひとつ。 泳ぎすぎて眠りについた子どもは、そのまま水に漂う夢を見ている。窓の外には星の瞬きと家々の灯がひらめき、…
作者:谷内六郎 制作:不明 寸法:40.0 × 56.5 cm 技法:木版画 「日本のアンリ・ルソー」とも呼べる谷内六郎(1921〜81年)は東京都恵比寿に生まれた画家。59歳で没するまでに日本の原風景を中心に、1000枚を超える童画を描いた。 《なわとび》は、雪をいた…
作者:藤田嗣治 制作:1940年 寸法:81×100cm 技法:油彩、カンヴァス 所蔵:東京国立近代美術館 藤田嗣治は猫を愛した画家である。「猫の画家」と呼ばれ、「猫十態」という版画も描いている。自画像にも女性の横にも、時に主人を超える主人公のように猫に力…
作者:藤田嗣治 制作:1953年 寸法:65×54cm 技法:油彩、カンヴァス 所蔵:個人蔵(フランス) 胸を打つ風景画は、土地の匂いを運び、旅を連れてくる。藤田嗣治は猫や裸婦がよく知られるが、真骨頂は、風景画や室内画にある。異邦人であり、いつも「虚無」…
作者:藤田嗣治 制作:1940年 寸法: 45.5 × 53.3.cm 技法:油彩、カンヴァス 所蔵:アーティゾン美術館(東京) ゴッホの《アルルの寝室》とは色彩も構図も対極にありながら、室内画の最高傑作として並び立つ。人が不在だからこそ「存在」を強く感じさせる…
作者:レオナール・フジタ(藤田嗣治) 制作:1960年 寸法:37.5×29cm 技法:木版/紙 所蔵:個人蔵(フランス) 1959年にノートルダム大聖堂でカトリックの洗礼を受け、名前を藤田嗣治から「レオナール・フジタ」に改名した翌年、70代半ばの自画像。絵の中…
仏題:Nu couché à la toile de Jouy 別題:ジュイ布のある裸婦 作者:藤田嗣治 制作:1922年 寸法:130.cm × 195 cm 技法:油彩、カンヴァス、面相筆 所蔵:パリ市立近代美術館 1922年、パリで開催された第14回サロン・ドートンヌに出品され、「乳白色の肌…
《長岡の花火》貼り絵, 1950年 原題:長岡の花火 作者:山下清 制作:1950年(昭和25年) 寸法:32x44cm 技法:貼り絵 所蔵:山下清作品管理事務所 放浪の画家・山下清の最高傑作《長岡の花火》。この絵の前に立ったとき、涙が出そうになった。クロード・モネ…